眠れないという悩みを解決できる|睡眠障害を相談してみよう

不眠が続いているときは

居眠りする女性

こんなときは受診を

睡眠障害で病院へ行くと、睡眠ポリグラフ検査という検査がよく行われます。睡眠障害の代表的なもののひとつが睡眠時無呼吸症候群という病気です。この病気では睡眠中にたびたび呼吸が止まり、大きないびきをかくという特徴があります。このため、睡眠ポリグラフ検査は耳鼻科や呼吸器科など、呼吸に関わる疾患を治療する病院で実施されています。睡眠障害には、睡眠時無呼吸症候群のほかにも多くの種類があります。睡眠時無呼吸症候群の原因のひとつはメタボリックシンドロームであるとされていますが、身体には何の問題もなくても、心因性の睡眠障害に悩んでいる患者もいます。しかし自分がもしかして睡眠障害なのではないかと思っても、どの程度の症状であれば病院を受診する必要があるのかについては判断が難しいものです。病院へ行くのが望ましい睡眠障害の定義とは、たとえばいつも床に入って5分くらい経つうちに自然と眠りに落ちていたような人が、2時間以上が過ぎても寝つくことができなくなったような場合です。しかもそれがひと月以上続いているようなときは、病院で医師に相談した方がよいと考えられます。

不眠そのものがストレスに

なかなか寝つけないという睡眠障害は入眠障害と呼ばれているものですが、このほかにも病院での診療が必要になる可能性のある睡眠障害があります。そのひとつは就寝中に2回以上目が覚めてしまう中間覚醒という症状です。一方、夜中に目が覚めることはないが毎晩きちんと睡眠を取っていてもどうも熟睡した気がせず、頭や身体がすっきりしないというときは熟眠障害と呼ばれます。このような状態も、1ヶ月以上続くようだと仕事などに差し障るので、病院の受診を検討した方がよいでしょう。寝つきが悪いわけでも夜中に目が覚めるわけでもないけれど、朝いつも起きる時間より2時間以上早く目が覚めてしまい、二度寝しようとしても眠れないという人もいます。こうした状況が続いている場合も睡眠障害が疑われます。この症状は早朝覚醒といい、病院へ行くほどの睡眠障害だとは思っていない人も多いと見られますが、放置しておくとますます睡眠障害が進行する可能性もあります。いったん睡眠障害になると、眠れないこと自体がしだいにストレスとなり、不安の対象となっていくため、悪循環に陥りやすくなります。このような場合には、早めに心療内科や精神科などで相談するのがおすすめです。